Jenkinsを使ってみました
Jenkinsを軽く使ってみました。隅々までユーザのことを考えてくれているようで、非常に使いやすく、感動を覚えました。素晴らしいです。さらに詳しくJenkinsのことを知ろうとして、書籍「Jenkins実践入門」を購入し読みました。
今後、自分自身がJenkinsを活用するために、メモをとっておきます。
インストール方法
簡単な方法
1.次のURLからJenkinsのWARファイルをダウンロード
http://mirrors.jenkins-ci.org/war/latest/jenkins.war
2.次のコマンドでJenkinsを起動
java -jar jenkins.war
3.ブラウザから次のURLへアクセス
http://localhost:8080/
※上記以外に、Tomcat上で動作させる方法などもある。
外部ツールとも連携して色々なことが出来る!
- Jenkinsでは、ビルドだけでなく、テストやデプロイ、カバレッジ取得、インスペクション実施、コードステップ数取得なども出来る(一部、プラグインが必要なものもある。)
- コードステップ数取得は、JavaNCSSやSonarという外部ツールと、連携するためのJenkinsプラグインを使って行う。この場合、JenkinsからJavaNCSSやSonarの結果をブラウザ表示することが出来る模様。その他、WindowsバッチファイルやAntなどを経由すれば、別のステップカウントツールも使える。ただし、この場合は、Jenkinsからステップカウント結果を表示するような連携は出来ない。
- バグトラッカーとも連携できる。Tracと連携する場合はTrac Pluginを使う。Redmineの場合はRedmine Plugin。JIRAの場合はJIRA Plugin。
- Jenkinsの状態を、スマートフォンから見るAndroidアプリ「Jenkins Mood widget」がある。オープンソースのソフトウェアなどを開発しているときに使うのかな。
自分で拡張できる
Jenkinsのバックアップ
- Jenkinsのバックアップは、JENKINS_HOMEをコピーすれば良いだけ。Backup Pluginというプラグインを使えば、Jenkins上からもバックアップ可能。
- リストアは、バックアップしたJENKINS_HOMEを戻すだけ。Backup Pluginを使えば、Jenkins上からリストアができて簡単。
その他気づいたこと
- Jenkinsの各画面項目には、右端にクエッションマークのアイコンがあり、これをクリックすると、項目の説明が表示されて便利!
便利なプラグイン
- Jenkins Job Configuration History Plugin - Jenkinsに対する設定ファイルの変更履歴を自動保存してくれる。
- Visual SourceSafe Plugin - JenkinsからMicrosoftのVisual SourceSafe(VSS)にアクセスするためのプラグイン。
- Copy Artifact Plugin - Jenkinsのジョブで生成された成果物を、別のジョブにコピーしてくれる。
- MSBuild Plugin - Visual Studioのソースをビルドしてくれる。別途、Visual Studioがインストールされている必要がある模様。