Excel 複数条件での集計
Excelには、SUMIFという関数があり、条件を満たすセルの値を合計することができます。よく使う機会があり、重宝しています。ただ、指定できる条件が1つだけであり、複数条件を指定できないのが残念に思っていました。
ところが、ネットを検索したところ、複数条件を指定して合計を求める方法があることを発見しました。方法は大きく次の2種類あるようです。
1.配列を使った計算
- SUMPRODUCT関数など
- 条件は、関数の引数に、配列の掛け算として記述する
- →異なる条件の集計を複数行う場合に便利
- →理解するのにコツ(?)が必要
2.データベース関数
- DSUM関数など
- 条件を記述したセルが必要
- →条件が視覚的にわかりやすい
私が使う場面としては、異なる条件の集計をいくつも書く場合が多いので、上記1のSUMPRODUCT関数が非常にありがたいですね。
SUMPRODUCT関数使用時の注意点
日付セルを扱う場合は、次のように文字列の日付をシリアル数値に変換する必要がありました。
=SUMPRODUCT((DATEVALUE("2008/4/23")<=B3:B10)*(B3:B10<=DATEVALUE("2008/4/27")),D3:D10)
参考にしたページ
Excel一般機能:複数条件での合計/カウント
http://www.geocities.jp/chiquilin_site/data/050208_more_conditions.html
2008/12/15追記
条件に合うセルの数を数える場合は次のようになります。
=SUMPRODUCT((DATEVALUE("2008/4/23")<=B3:B10)*(B3:B10<=DATEVALUE("2008/4/27"))*1)