kurukuru-papaのブログ

主に、ソフトウェア開発に関連したメモを書き溜めたいと思います。

擬似的にシステム日時をゆっくり進めるソフトウェアを作成してみたよ

Windowsの管理しているシステム日時を、一時的に、実際の時刻よりもゆっくりと進ませるような簡単なソフトウェアを作ってみました。実際には「ゆっくり」ではなく、一定タイミングごとに少しだけ時間を戻すことで実現しています。そのため、ある瞬間にはシステム日時が過去に戻ります。

このソフトウェアの実用性は、無いと思います。私の場合は、別件で他の人が書いたプログラムを読んでいて、細かなシステム日時の処理を行なっている部分の動作確認をしたかったので、今回のソフトウェアを作ってみました。

作成したソフトウェア

左のイメージ画像のようなソフトウェア「SlowTime」を作成しました。C#.NETで作成しましたので、実行時には.NET Framework 3.5がインストールされている必要があります。

定期的に時間を戻すタイミングと、戻す時間の量を指定して、開始ボタンを押すと、ゆっくりと時間が進むようになります。停止ボタンを押すと、通常の時間の進み方に戻ります。この操作のあとは、システム日時が実際の日時よりも遅れているはずです。遅れてしまった時間をもとに戻すような機能はありませんので、Windowsが自動的に時刻合わせするのを待つか、手動で時刻を合わせて下さい。

当ソフトウェアの実行ファイルとソースファイルは、次の場所に置きました。「SlowTime-XXX.zip」(XXXはバージョン番号)ファイルになります。
リリース詳細: SlowTime (C#.NET) - Kurukurupapa SandBox - SourceForge.JP

動作環境

Windows 7 64bit
Microsoft Visual C# 2010 Express
.NET Framework 3.5