kurukuru-papaのブログ

主に、ソフトウェア開発に関連したメモを書き溜めたいと思います。

今さらですが、書籍「世界一やさしい問題解決の授業」が本当に分かりやすかったのでメモします

数年前になるかと思いますが「世界一やさしい問題解決の授業」という書籍が発売され、いつか読んでみようかな、と思っていて忘れていました。そして、数カ月前、本屋さんで見つけ、読んでみました。確かに分かりやすかったので、話のポイントをメモしておきます。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

問題解決の考え方

  1. 原因分析
    1. 原因を洗い出す
      • 「分解の木」で洗い出し、いくつかのグループに分ける。
    2. 原因の仮設を立てる
    3. どんな分析をするか考え、情報収集する
      • 前の手順でグルーピングした原因に対して、「課題分析シート」を使って、課題、仮説、根拠、分析・作業、情報源を考える。
    4. 分析する
      • 仮説と情報収集結果を比較する。なるべく数字で比較できるとよさそう。
  2. 解決策検討
    1. アイデアを洗い出す
      • 「分解の木」を使う。
    2. 最適な打ち手を選択する
      • 効果・実行しやすさ、でマトリックスを作成して選択する。
    3. 実行プランを作成する
      • WBS(Work Breakdown Structure)で計画を立てる。

目標達成の考え方

  1. 目標を設定する
    • 大きな目的を、小さな具体的な目標に分解しておく。
  2. 目標と現状のギャップを明確にする
    • 図で明確化する。
  3. 仮説立案
    1. アイデアを洗い出す
      • 「分解の木」を使う。
    2. アイデアを絞り込む
      • 「仮説の木」で話の筋道を整理する。
  4. 仮説チェック
    1. 仮説に沿って情報収集する
      • 「課題分析シート」を使う。
    2. データ分析とチェックをする
      • 効果・実行しやすさ、でマトリックスを作成して選択する。

ツール

上記で出てきたツールの一覧です。各ツールの内容を自分が思い出しやすいように簡単な図を書いておきます。

分解の木

課題分析シート

効果・実行しやすさマトリックス

WBS

(省略)

現状・目標ギャップの図例

仮説の木(並列型、解説型(三段論法))

その他のツール

次の2つのツールは、上述した「効果・実行しやすさマトリックス」のかわりとして使えるツールです。これらは、問題解決手法以外でもよく使うツールですね。

良い点・悪い点リスト
評価軸・評価リスト
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