kurukuru-papaのブログ

主に、ソフトウェア開発に関連したメモを書き溜めたいと思います。

VideoStudio+Windows Media Playerでリージョンエラー発生

ビデオ撮影した動画を、VideoStudio 12 Plusで編集し、DVDを制作しようとしています。動画編集やDVD作成は、あまり行ったことがないのですが、試行錯誤進めています。

何とか動画編集が完了し、DVD作成に取り掛かりました。DVD作成は、次の手順で実施しようと考えていました。

  1. ISOファイルを作成
  2. Windows Media Playerで再生確認
  3. DVDメディアに焼く

ところが、ISOファイル作成し、Windows Media Playerで再生しようとしたところ、次のようなエラーメッセージが表示され、再生できませんでした。

このDVDは、ユーザーの国/地域での再生が禁止されているため、
再生できません。地域に合ったディスクを入手してください。

ただし、家庭用DVDプレーヤーでは、正常に再生できました。

試行錯誤1(リージョン確認→解決せず)

ネットで調べたところ、上記のようなエラーは、リージョンエラーというらしく、DVDとDVDプレーヤーのリージョンコードが合っていないときに出るエラーらしいことが分かりました。

そこで、VideoStudioのサポートセンターへ問い合わせ、リージョンコードの指定方法を聞いたのですが、VideoStudioでは、リージョンフリー(リージョンコードを指定しない方式。DVDプレーヤーのリージョンコードによらず再生可能)となっていると回答頂きました。

どうも、リージョンコードの問題ではないようです。

試行錯誤2(我武者羅に設定変更→解決)

まったくわからなかったので、ISOファイル作成時の設定項目を少しずつ変えて、試行錯誤しました。すると、正常に再生できるISOファイルが作成出来ました。驚きです!

さらに、試行錯誤しました。すると、出来上がるISOファイルのファイルサイズによって再生可否が変わることが分かりました。(ISOファイル作成時の設定項目は関係ありませんでした。)

  1. ISOファイルサイズ 1GB → Windows Media Playerで再生OK
  2. ISOファイルサイズ 700MB → Windows Media Playerで再生NG

試行錯誤3

ファイルサイズが1GB以上でないと再生できないとなると、ある程度動画を撮りためないと、DVD(ISOファイル)にできないとなってしまいます。(PC上では再生しないと割り切れば問題ないけど・・・)

そこで、VideoStudioにてISOファイル作成時に、パーソナルフォルダの追加という機能を使ってみました。これは、対象の動画とは別に適当なフォルダの内容をISOファイルに追加出来る機能です。

対象の動画と、パーソナルフォルダの容量を合計して、1GBを超えるようにしてみました。するとWindows Media Playerで再生可能でした。

つまり、1GBを下回るような動画をDVDにしたいときは、編集前の動画も一緒に含めるなどして、1GB以上の容量にしてあげるとよろしいようです。

(もしくは、Windows Media Playerでの再生にこだわらない。多分、その方が自然だと思う。)

(もしくは、Windows Media Player以外の他のプレーヤーソフトなら再生できるかも。)

2010/1/22追記
VideoStudio 12 Plus に付属していたWinDVDだと、サイズの小さなISOファイルでも正常に再生出来ました。私は、Windows Media Playerに踊らされていただけのようです。

動作環境

  • OS : Windows 7
  • VideoStudio : Version 12 Plus ダウンロード版