Windows Vista+Apache 2.2.11+PHP 5.2.9+PukiWiki 1.4.6 導入
VistaにPukiWikiを導入してみました。大した話ではないのですが、やっぱり、Vistaが多少厄介ですね。
Apache 2.2.11の導入
Apacheのダウンロードサイトから、最新のインストーラーを取得しました。使用目的はないけど、一応OpenSSL付きの apache_2.2.11-win32-x86-openssl-0.9.8i.msi をダウンロードしました。このファイルを実行し、ウィザードに従ってインストール完了です。
PHP 5.2.9の導入
PHPのバージョンと、PukiWikiのバージョンには相性があるらしいので、PukiWikiのサイトで動作実績を確認しました。すると、PukiWiki 1.4.7_utf8には、Vista+Apache 2.2.10+PHP 5.2.8の動作実績(動作実績/1.4.x系 - PukiWiki-official)があるらしいので、PHPの最新バージョンをインストールすることにしました。PHPのダウンロードサイトから、php-5.2.9-1-win32-installer.msi を取得し、実行しました。基本的には、ウィザードに従うだけですが、1点だけ注意がありました。PukiWikiのサイト(PukiWiki/Install/Windows/手引き200706 - PukiWiki-official)に載っていたのですが、インストールオプションでは、ExtensionsのMulti-Byte Stringを選択する必要があるらしいです。
インストールウィザードでは、Apacheのhttpd.confの書き込みに失敗しました。Vistaの権限制御によるものでしょうね。PHPインストール後のinstall.txtを参考にして、httpd.confを手動で次のように追記しました。
# PHP 5
# 2009/03/15 追加
# For PHP 5 do something like this:
LoadModule php5_module "C:/Program Files/PHP/php5apache2_2.dll"
AddType application/x-httpd-php .php
# configure the path to php.ini
PHPIniDir "C:/Program Files/PHP"
PukiWiki 1.4.6の導入
このPukiWikiは少しだけ古いバージョンになります。私が以前、Windows XPで使用していたものだからです。以前のPukiWikiをフォルダごと、Vistaのドキュメントフォルダ C:\Users\xxx\Documents\Website("xxx"は自分のユーザ名) にコピーしました。
Apacheでは各ユーザのWebサイトを配置する場所のデフォルト設定が存在していますが、Vistaでは少し場所が変わりますので、httpd-userdir.confを編集しました。次のように、UserDirディレクティブと、Directoryを変更しました。
UserDir "Documents/Website"
動作確認
以上で準備が整い、ブラウザから http://localhost/~xxx/pukiwiki.php("xxx"はユーザ名) として、PukiWikiが表示できることを確認しました。
動作環境
- Windows Vista
- Apache 2.2.11
- PHP 5.2.9
- PukiWiki 1.4.6